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2018年 新入社員座談会 三和ドックの魅力って?

2018年度入社予定者の中から4名が、どんな就職活動をして、
なぜ三和ドックを選んだのか、それぞれの想いなどざっくばらんに語り合いました。

MEMBER メンバー紹介

理工学研究科 開放環境科学専攻

森 栄亮

千葉県出身

自然科学研究科 数理物理科学専攻

彌益 紗希

広島県出身

海洋学部 航海工学科 海洋機械工学専攻

MUHAMMAD SYAFIQ ROSMAN
(シャフィク)

マレーシア出身

海洋学部 航海工学科 海洋機械工学専攻

MUHAMMAD HAFIZUDDIN MUSTAFFA
(ディン)

マレーシア出身

∼造船業界に興味を持った理由は?∼
船が好き、船が身近な存在だったから

僕は小さい頃から大きな乗り物が好きで、電車や飛行機、大型船に漠然とした憧れがありました。そんな背景もあって大学では機械工学を学んで、就活もターゲットはものづくりの会社でした。最初は大学で学んだことに直結する航空機メーカーを考えましたが、主だった会社は海外ばかりです。そこで、日本は海洋大国だし船関係もいいかな、くらいの感覚で造船業界を研究しはじめました。
シャフィク
僕は小さい頃から船に興味があって船の仕事をしたいと考えていました。マレーシアでたくさん勉強して、日本の大学の海洋学部に入る機会に恵まれました。でも就職活動を開始する前に先生に言われたのは、日本の多くの造船会社が外国人の採用を行っていないということでした。技能実習制度などで外国人が造船会社で働いている一方で、幹部候補の社員としては入社するには非常に高いハードルがあることを知りました。
ディン
もともと船が好きで、日本に留学してせっかく船の勉強できたのに、シャフィク君同様に採用環境は厳しさと独特のルールを聞いて諦めかけました。でも、三和ドックだけは別でした。三和ドックは積極的にグローバル人材を採用しているという情報を留学生向けの合同企業説明会で知り、このワンチャンスにかけるしかない!と思って受験しました。
彌益
やっぱりみんな何かしら船に思い入れがあるんだね。私は尾道出身なので物心ついた時から周りに船がある環境で、シンプルに“ものづくり”=“船”と結びついた感じです。就職するならやっぱりものづくりの会社で働きたいけど、大きな物の、どこか一部分を作るのではなくて、計画から完成まで一貫して携われる会社に入りたいと思っていました。

∼三和ドックを選んだ理由は?∼
「安定」と「挑戦」を両立した会社

彌益
今大学院で研究していることは基盤開発なので、船とはまったくスケール感が違うのですが、それでもものづくりという点では通じるものがあるかなと思って、三和ドックの企業説明会に参加しました。でも、説明会でプレゼンを聞いた後は印象が180度かわりました。こんな世界があるなんて知らなかった、という発見と、なんて奥行きのある世界なんだろうと興奮を覚えました。
僕も正直ここまですごい会社だと思ってなくて、なんていうかビジネスとして、すごく上手くされている会社だなと感じました。造船業界っていうのは景気に左右される面があると報道などで見聞きしていたけど、その一方で修繕分野は常にニーズがあって、安定したビジネスモデルであることがよくわかりました。一方では新技術の「リバースエンジニアリング」では日本屈指ということも知って驚きました。
シャフィク
森君のいう通り、船の国際環境規制に関する三和ドックの技術開発は、かなり先進的でエキサイティングなことです。これから間違いなくニーズが増えていくし、三和ドックはグローバルに展開する伸び代があると思っています。だからこそ僕たちが採用されたんだと。
ディン
マレーシアには新造船の会社はないから、もし将来故郷に戻ってビジネスを起こすとしたら、三和ドックで身に付けるであろうノウハウは絶対に役に立つと思います。

∼因島や三和ドック本社の印象は?∼
職場や周辺環境が魅力的

彌益
みなさん会社見学に来たときの印象はどうでしたか?私の場合は、とにかくオフィスがきれいで、私の知っている造船会社のイメージとかけ離れていて驚きました。
会社もきれいだけど、因島の風土がいいね。僕は旅行が好きで、けっこう知らない場所に行くことはあるけど、島の雰囲気というのはとっても新鮮。空気もきれいだし、マリンスポーツしたいなって感じだった。
ディン
自然環境はとてもいいですね。僕はマリンスポーツをよくするので、これから楽しみ。でも瀬戸内海はサーフィンには向いてないみたいなので、大学を卒業するまでに、とにかく遊んでおきたいね!サーフィンしたり、ダイビングのライセンスも持っているので、ダイビングもしたいし、海外旅行も行ったり。
彌益
いっぱいあるね(笑)私も海外旅行とかはしたい!でも入社までに製図とか船関係のことを一通り勉強しておきたいな。これまで学んで来たことが船と全く関係ないことなので、基礎的なことはやっておこうかと。
真面目だね!シャフィク君は?
シャフィク
実は来週韓国に遊びに行くよ。あとは卒業論文が残っているので、論文を書いてから、マレーシアに帰って、たっぷり家族との時間を過ごしたいかな。
彌益
そうだよね。2人はしばらく故郷を離れることになるもんね。 話は戻るけど、もうひとつ決定的にこの会社いいなと思ったのは、工場見学させてもらった時。社員の皆さんは私の質問にも親身に答えてくれたのが印象的だった。造船は門外漢の私の質問なのでだいぶん初歩的な質問ばかりだったと思うけど、そんな質問にも丁寧に説明して頂いて、普段からお客さんに対して親身に対応しているからこそなのかな、と思いました。

就活生の皆さんにメッセージ

長期的な視点で会社選びを
会社選びでは、給与や福利厚生とか条件面を見てしまいがちですが、自分が10年後、20年後どうなっていたいのかイメージできるかどうか、長期的な視点を持って自分がどうなりたいのかしっかり考えるといいと思います。僕は三和ドックでバリバリ働いている自分の姿がイメージ出来たことが決め手でした。
会社の向いている方向に共感できるか
学生生活は長くても4年で次のステージいくわけですが、社会人はもっと長いスパンで捉えなくてはならないと思っています。色んな会社を渡り歩いてスキルを積んでいくスタイルもあると思うけど、私は一度入った会社で長くキャリアを積んでいきたいと思っています。それだけ長い時間を過ごすなら、やはり理念に共感できて、かつ自分がやりたいことと通じる仕事に就きたいと思います。自分のやりたいことと会社の向かっている方向に共感できるかを自問自答しながら、しっかり見極めることが大事だと思います。
自分の力を信じて就活を
日本語の能力はもちろん必要です。それと大学で勉強したことをしっかりと活かせるフィールドを見つけることが大事だと思います。学んだことを存分に発揮できる職場を根気強く探すこと、どうやって社会に貢献するのが理想なのか想像し続けることで、前向きに就職活動ができると思います。変に不安にならず、自分の持っている力を生かして自信を持って就活して欲しいです。
とにかく諦めないこと
僕も途中でくじけそうになったけど、諦めずに情報収集をしていれば良い出会いが待っています。特に我々外国人が造船会社に入ることは、とてもハードルが高いことでした。ですが、色んな人に会って話を聞いていれば縁に恵まれるものです。