MENU
写真:松崎 拓也

松﨑 拓也

設計室 室長
2000年4月入社
工学部(第四類)建設系 エンジニアリングシステム課程

私の仕事観
コミュニケーションにも数学的素養・論理的思考は必要。
相手の反応を予測する力を。

世界をまたにかける仕事

設計室で室長をしています。新しい法律に沿った改造工事が必要な船のための設計が主な業務です。
今回のようにバラスト水に関して国際法が変更になった時*にも、改造が必要になってきます。
船は世界中を航海しますので、統一ルールとして国際法が規定されています。
国際法は環境保全や安全性といった見地から常に変更があり、その変更に対応するため改造工事が発生します。
時に海外のドックに入る船について、日本の船会社から依頼が来る時もあります。
そういった場合は3Dレーザースキャナを使い現状を把握し、改造部分をデザイン、時には私たちがアドバイザーとして海外に出張し、現地スタッフと話をします。

※バラスト水に含まれる生物の排出に伴う環境への被害を防止するため、 船舶に対してバラスト水の適切な管理を求める条約が平成29年(2017年)9月8日に発効される。
引用元

未知に挑戦するマインドが成長を促す

入社して最初の3年間、船体の船舶技師として延長工事なども担当しました。
延長工事は規模が大きく、当時社内に誰も聞く人がいなかったので手探りの状態でした。
設計は改造工事の基本なので、失敗すればバラスト水関連の場合、億単位の損失になります。
でも苦労したことと、それまでの自分の限界を超えたことでキャパシティが上がり、多少の困難は乗り越えられる様に成長したように思います。

三和ドックのアイデンティティを意識して仕事にとりくむ

次の異動先の総務部検査課では、法律の勉強をしていました。船の法律を勉強するということは、船の構造を勉強することと同じです。
その頃から設計の仕事を少しずつし始めました。修繕は製造業であり、サービス業でもあります。
扱うものは100円で不特定多数に売れるような商品ではないですから、やはりものの言い方には気をつかいます。
バラスト水処理装置搭載工事を受注するようになってからその意識は強くなりました。
仕事をする上で迷った時の判断軸は三和ドックの社会的責任を果たせるかどうか、存在意義があるかどうか、というところです。
結局、お客様のために仕事をすることは、そこに通じることにもなりますから。

大切なのは働く意味を見つけること

この仕事は正直、そんなにきれいな仕事ではありません。だから何か働く意味を見つけることができる人でないとつらいです。
もちろん、しゃにむにがんばってもいいですが、社会人として何かやらなきゃいけない、という気持ちがある人がいいと思います。
また、数学的素養・論理的思考があったほうがいいでしょう。船舶技師は難しい仕事だと思います。
コミュニケーションひとつをとってみても、相手の反応を考えるのに論理的思考が必要です。
ある程度感じる力があれば、そのあたりは伸びるのではないでしょうか。